理事長就任のご挨拶

理事長就任のご挨拶  

(新)理事長 久保 哲哉

平素から当法人の活動にご協力ご支援を賜り厚くお礼申し上げます。すでに関係者の皆様には書中を  もちましてご挨拶させて頂いておりますが、このたび廣瀬重治理事長の後任として5月27日をもちまして理事長に就任いたしました。
つきましては身に余る大役ではございますが、当法人の理念であります「重度の知的障がいの方々が、親亡き後、安心して暮らせる施設作り」を引き継ぎ、「障がいの重度化・高齢化、親の高齢化に対応できる共生型の施設作り及び地域共生社会の実現」に全力で取り組む所存でございます。前任者同様格別のご指導とご支援を賜りますようお願い申しあげます。また、新体制のもと、「だんでらいおん50年構想 基本ビジョン(2005年~2055年)」を具体化して実行して参りますので、併せてご指導ご支援の程、宜しくお願い申し上げます。

 

「だんでらいおん50年構想 基本ビジョン(2005年~2055年)」

(長期目標)

法人理念である「親亡き後、安全で安心して過ごせる施設づくり」を果たすために、居宅支援部を通して、高齢化・終末期に対応できる第1種社会福祉事業(主として入所施設サービス)・社会福祉法人化への認可を実現します。
公益の増進を目的とした法人として、社会福祉協議会・自立支援協議会・関係機関との連携を強化して、より一層、地域への社会貢献に参画します。
職員が心身ともに健やかに仕事と家庭の両立が継続できるように職場環境の向上を果たします。
国家資格を持つ介護職員等の賃金を引き上げるため積極的な投資を行い、専門職としての価値を高めます。併せて、賃金に見合う質の高いサービスが提供できるように意識改革・知識・技術の獲得のため、研鑽の機会を増やします。
職員が利用者様へ深い愛情と専門性をもって業務遂行ができるように支援現場のニーズに沿った環境づくりに積極的な投資を行い、離職0・虐待0・身体拘束0を実現します。
利用者様の意思を尊重した支援を積み重ね、尊厳のある本人らしい生活を継続していきます。
安定的に収益が確保できるように新規利用者の受け入れ・事業拡大・BCP(災害・感染症)の策定・更新など、強靭な財政基盤を確立します。

(短期目標)

在宅利用者様の更なる自立に向けて、通所支援部を通して既存の建物を活用してグループホーム(短期入所と併用の日中サービス支援型共同生活援助)を設置します。
職員への強度行動障がいに関連する資格取得・継続的な研修の機会、手厚い職員配置 等に、積極的な投資を行い、重度の知的障がい者(強度行動障がい・自閉症 等)を専門的にサービスの提供ができる事業所として確立します。
デジタルトランスフォーメーションを実現のため、ICT環境整備に積極的に投資します。業務効率化、顧客満足度(安心・安全・質の高いサービスの提供)を推し進めます。